少し前から歯フェチを名乗り出した私ですが、先日また親知らずを抜きました。前回は右上でしたが今回は左上。
抜くこと自体は一瞬…三瞬くらいだったんですが、その後が少し難産でした。
抜けた歯を見せて頂いたら4本足で、後日お聞きしたところ結構レアだそう。根っこの方が4本全部一方向へ曲がっているダンシング親知らずだったため、そのうちの一本が歯茎に残ってしまって20分くらいずーっとカリカリされてました…。
歯医者さんも次の予約の患者さんに一度麻酔かけて、戻ってきてまたカリカリする始末。SMは「健康に留意しながら無理をする」ことだと思っているので傷口を抉られるのは戦々恐々としましたが、やっぱり歯を抜かれる時の感覚が好き。
麻酔が効いた状態で力任せに歯を引っ張られて脳天まで衝撃が伝わってくるのも、抜かれた瞬間に付近の血管が脈打って血が巡っていることを感じるのも好き。抜歯後数日は大人しく生活して居なきゃいけなくてあんなに嫌だと思ってたのに、出血も止まって完全に落ち着いてみると、ふとした時に血の味がしないことに違和感。自分の血を自分で飲む永久機関みたいな、壊れ物になったみたいなかんじが少しだけ恋しい。(ちなみに前回は血の味が嫌で、盲滅法に嗜好品で誤魔化してました。今回は刺激物を一切絶ったおかげで治癒が早い早い！笑)
抜いた4本足ちゃんは大切におうちに連れて帰りました。
歯の形の入れ物に、本体と厄介者の足がちゃんと入ってて可愛い！♡
写真は歯のことばっかり言ってたらお客様が下さった歯Tシャツと、持ち帰った歯の入れ物。
輪ゴムがちょうどいいアクセサリー感。