街の影が少しずつ伸び、季節が静かに頁をめくる頃となりました。
本日は、詩音✕さくらによる緊縛ショーでございました。
さくら姉様は、私がこの奇妙で魅惑的な界隈に迷い込んだ折、最初に手を取ってくれた、いわば門の鍵のような存在で、
詩音ちゃんは、同じ頃にBHへ漂着した、煙の香りで通じ合う旧友であります。
BGMはどこか岩肌をかすめる風のようなロック調で、それがまた詩音ちゃんという存在に妙なくらいよく馴染んでおりました。
その旋律を小さく口ずさみながら、
するり、するりと縄を結んでゆく姿は、
もはや儀式めいた神秘性すら帯びており、
美の暴力という言葉では到底追いつかぬほどでございました。
そして二人が並んで、なにやら内緒話めいてウフフと笑っているさまをこれ見よがしに見せつけられたのであります。
結局のところ、
あの二人には到底敵わぬと悟りつつ、
それでも負けまいと、帰り道でひとり
こっそり拳を握りしめたのであります。
果たして、さくらという"名馬"を
うまく乗りこなせるのは、誰なのか。
今後にこうご期待。
サセー アイラ