私の中にある正直さと、私の中にある矛盾は、一体どこからやってくるのか。
正直であればあるほど、真実に触れようとすればするほど
それは不誠実な自分を見る行為。
醜さを許容する美しい行為。
突き詰める狂気の先にあるのは、何故いつも正気なのか。
逆も然り
Xの欠如 ー Absence of X
そこに無いものが、認識を司どる
そこに無いという認識のために、それは、在る。
ぐるりと描かれた円なのか
その上をなぞる点か
その円もまたどこかで点になりうるか
面白くないものに、面白くないと思うのは
なんて面白くないのだろう
私の肉体にある200,000個の毛穴で、全身全霊、
貴方の200,000個の毛穴全て、を感じることができたら
なんてつまらない、我儘で、壮大な愛なのだろう